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「五感で育てる親子の感性。匂い・音楽・アートがもたらす“生きる力”」

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皆さんこんにちわ アメリカンライフの日野です

今回は第四弾となります 反面教師を活かした子育てブログを書きます

前回の記事を見てくれた方ならご存じの通り、通常の教育とは異なる視点から

これを読んでくれている方々に少しでも糧になればと思って書きます


今回のテーマはズバリ子供の感性です


心理学的にも開設して行きたいと思います


心理学的に見ると、「匂い・音楽・アート」に幼少期から触れさせることは、脳の発達・情緒の安定・創造性の開花に大きなメリットがあります。以下のような効果が科学的にも確認されています。


① 五感を刺激することで「脳の神経回路」が発達する

人間の脳は0〜6歳で急速に神経ネットワークを形成します。匂いや音楽、アートなどの「感覚刺激」は、脳の前頭葉・側頭葉・海馬など多くの領域を同時に活性化させます。その結果、

  • 感情を理解する力(EQ)

  • 記憶力

  • 集中力が自然と高まります。

たとえば「好きな匂い」や「心地よい音楽」を体験すると、脳内でドーパミンが分泌され、学習や創造のモチベーションが上がるといわれています。

② 感情表現の幅が広がる

音楽や絵画、香りなどの抽象的な刺激は、「言葉では表現できない感情」を感じ取る練習になります。心理学ではこれを**情緒的感受性(emotional sensitivity)**と呼び、子どもの共感力や他者理解力の基礎になると考えられています。

特にアート活動を通して「楽しい」「不思議」「怖い」といった感情を表現する経験を積むと、思春期以降にストレスを上手に処理できるようになります。

③ 創造力と問題解決能力を高める

匂いや音楽、アートは「正解のない世界」。心理学的には、これは**拡散的思考(divergent thinking)**を育てる刺激です。つまり、「ひとつの正解に縛られない思考」が身につき、柔軟に考える力が育ちます。

この能力は、のちの学習や仕事だけでなく、人間関係の中での「対応力」「発想力」にもつながります。

④ ストレス耐性と安心感を育む

香りや音楽は、自律神経やホルモン分泌にも作用します。心地よい香りやリズムを感じることで、副交感神経が優位になり、リラックスした状態を保つことができます。幼少期からこの「安心できる感覚」を体験しておくと、自己肯定感が高まり、ストレスに強い大人に育つ傾向があります。

⑤ 家族との「共感体験」が増える

たとえば、

  • 一緒に絵を描く

  • 好きな音楽を聴く

  • 季節の香りを感じるこうした体験を共有することが、**親子の愛着形成(attachment)**を強めます。心理学的には「安全基地(secure base)」を作るプロセスと呼ばれ、自己信頼感の土台となります。

まとめると、匂い・音楽・アートへの早期接触は「脳と心を豊かにする最良の投資」です。五感を使った学びは、単なる知育を超えて「生きる力」を育てる心理的効果があります。



我が家で起こった小さな偶然から


私は昔から“匂い”に敏感なタイプです。営業マンという仕事柄、第一印象や清潔感にはとても気を使ってきました。ほのかに香る程度を意識して、ボディーソープも10年以上海外メーカーのものを愛用。香水もその日の気分で使い分けます。

朝はアイロンをかけ、身だしなみを整えるのがルーティン。そんな私の姿を見てか、4歳の息子がある日「パパのいい匂い貸して!」と笑顔で言ってきたのです。

ケースいっぱいの香水の中から、「自分で好きなのを選んでごらん?」と渡すと、真剣な表情で一本を選びました。そのセンスの良さに、思わず「子どもにも感性ってあるんだな」と感心してしまいました。

その朝、息子はラルフローレンの香水をほんのひと振りして登園。もちろん“スメハラ”にならないように距離を取って香らせています(笑)。

我が家では、香りだけでなくアートや本、音楽にも日常的に触れさせるようにしています。小さい頃から感性を磨くことが、将来の人間力に繋がると信じているからです。


幼少期に育まれた「感性の原点」

私自身の原点をたどると、母の影響が大きいと思います。母はかつて歌手をしており、ファッションにも敏感な美しい人でした。小さい頃から家には音楽が流れ、ジャンルを問わず聴かせてくれました。

今でも私はジャズ、ロック、クラシック、ブラックミュージックなど、幅広い音楽を楽しみます。夜に流すジャズは、1日の疲れを癒してくれる最高の時間です。

また、幼少期をアメリカで過ごした経験から、異国の「香りの文化」にも強く惹かれます。どんな国でも、“香り”には言葉を超えた共通のメッセージがある。そう感じさせてくれるほど、匂いは感情や記憶と深く結びついています。

心理学的にも、匂いは海馬(記憶)と扁桃体(感情)を直接刺激すると言われています。つまり、香りの体験は子どもの情緒の発達や記憶力を豊かにする、非常に大切な要素なのです。

香水などの人工的な


感性を磨いてよかったこと

一言で言えば「人間関係の深さが変わる」こと。

恋愛でも、香りや音楽、空間の雰囲気が自然と印象に残ります。デートで「この人の匂い、落ち着くな」と思ってもらえるのは、言葉以上のコミュニケーションです。心理学的には、これは“嗅覚的アンカリング”と呼ばれ、安心感や親近感を呼び起こす効果があります。

自宅のインテリアにも間接照明やアートを取り入れています。感性を大切にすることで、空間そのものが癒しとなり、集中力や創造力も高まります。

「モテる人」「おしゃれな人」という印象は、表面的なものではなく、**感性を育てることで生まれる“余裕”や“品”**から来るのかもしれません。

ナチュラルにロマンチックなデートプランができるのも悪くないと思います。好きな人にはちょっと「変わった黄色いバラを一輪」買ってプレゼントするのも 良いサプライズになると思います。 こんな大人が日本にもう少し増えてもやぶさかではないと思いますがいかがですか? きっと素敵な夫婦が生まれるとも思えます。


感性が仕事にも活きる理由

私が経営するアメリカンライフ不動産では、物件案内の際に“香り”を大切にしています。内見時には、高級ホテルのようなアロマの香るおしぼりをお渡しします。車内も常に清潔に保ち、細部にまで気を配っています。

私の目標は、ただの「街の不動産屋」ではなく、リッツカールトンやヒルトンのような心地よいサービス体験を提供すること。それはまさに、五感を通して人の心に残る「感性の仕事」だと思っています。


まとめ:五感で育つ“心の豊かさ

匂い・音楽・アートに触れることは、単なる「贅沢」や「趣味」ではなく、心の成長を助ける教育です。

五感を通じて得た体験は、子どもの創造力や共感力を育み、大人になってからも人とのつながりや人生の幸福感を深めてくれます。

私はこれからも、息子と一緒に“感じる力”を育てながら、感性豊かな人生を歩んでいきたいと思います。


代表 日野ミカエル大輔


日野ミカエル大輔
日野ミカエル大輔





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